魔法が解けるということ
子供の頃 見ていたことは 幻?
例えば
着ぐるみとか
異常に綺麗に見えるお姫様とか
今は ただ 人が服を着て歩いているようにしか 見えないけど
前は違ったでしょ
それは 私だけが見ていたことなのでしょうか
ただ 幼く 愚かなだけ だったのでしょうか
子供の頃 考えていたことは ただの無知?
例えば
CDの中に歌手さんはいるのとか
テレビの中に人がいるのとか
今は ただ 記録したものにしか 見えないけど
前は違ったでしょ
遊園地だって
キラキラ光り 何もかもが美しく見える 幻世界
一歩でも 外に出ると 現実世界
五感すべてが 変化した
それは 私だけが考えていたことなのでしょうか
ただ 幼く 愚かなだけ だったのでしょうか
でも 一つだけ 確かに 言えることは
大人が子供へかけた
魔法が解けてしまったということ
それが 少しずつ 大人になっていく ということだと思うけれど
もう 二度と その幻は
見ることができない
だから
私は 少しの間だけでいいから
魔法が解けにくい 場所にいたいと思う
決して 大人になりたくないというわけではないけれど
二度と見ることができないのなら
もう しばらくは 幻が残る状態でいたい
そう願うのは 私だけですか?
魔法が解けるということは
大人になるということは
ある意味
悲しく 残酷なこと
どうも最近「夢と魔法の王国」に行くとなんとも言えない気分になるのです・・・。
ちなみに私は「冒険とイマジネーションの海」のほうがどちらかというと好きですv
あまり行ったことがないので・・・。
お題というわけではないのですが、由菜さんも「魔法が解けるということ」で書いてます。
こちらもどうぞv→魔法が解けるということ
2006/3/14 萱野惟